担当の役人 officer in charge 2005 7 28
金融庁が、金融改革に夢中になるのは、正しい。
それは、担当の仕事だからです。
しかし、総理大臣が郵政改革に夢中になるのは、おかしい。
それでは、郵政改革担当総理大臣でしょう。
そうならば、別に、内政担当総理大臣と外政担当総理大臣を置く必要がある。
郵政改革よりも重要な国政課題があるはずです。
そうした重要な国政課題に対して、「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿なのでしょうか。
担当の役人 officer in charge 2003 12 17
役所に行くと、「担当が違う」と言われて、
あちこちの窓口を歩くことになります。
最近(2003年12月当時)は、総理大臣も、担当制になったらしい。
この前、あしぎんFG問題で、議員が陳情に行くと、
総理大臣は、自衛隊のイラク派兵問題で、頭がいっぱいで、
ろくに相手をしてもらえなかったという話を聞きました。
これは、仕方ないですね。
今のところ、イラク派兵問題担当の総理大臣は、いても、
金融問題担当の総理大臣は、いません。
それから、年金改革担当の総理大臣も、税制改革担当の総理大臣も、いません。
今いるのは、イラク派兵問題担当の総理大臣だけです。
早急に、
金融問題担当の総理大臣、
年金改革担当の総理大臣、
税制改革担当の総理大臣、
少子高齢化対策担当の総理大臣を設置すべきです。
これは、めずらしいことでは、ありません。
外国では、共同首相という制度があった国もありました。
投資家は、市場改革担当の総理大臣を設置すべきだという要望が出るでしょう。